さだまさしと綾小路きみまろ

ここんとこ２キロふとた

３、４週間前の「フレッシュプリキュア！」の後、「題名のない音楽会」でさだまさしさんが出演されていて、そのとき初めてさだまさしさんの楽曲の素晴らしさに気が付いてさっき図書館でアルバム「帰郷」を借りてきました。

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「秋桜」が聴きたくって探してたんですが、他に番組で歌われてた「精霊流し」「関白宣言」も入ってるベスト版でラッキーでした！

一曲目から「精霊流し」でしんみりしちゃうんですが、あの日観た「題名のない音楽会」を、まっすぐに歌うさだ氏を思い出し、感動がよみがえります。「秋桜」は百恵ちゃんに作った歌だったんですね。「明日嫁ぐ私に苦労はしても　笑い話に時が変えるよ　心配いらないと笑った」というところが何度聴いてもうううとなります。「関白宣言」も終始、俺様口調で冒頭は特に偉そうな事いっぱい言われるんですが、中盤からこの人の少しかわいらしい所が見えてきて、「俺は浮気はしない　たぶんしないと思う　しないんじゃないかな　ま、ちょっと覚悟はしておけ」が笑ってしまうくらい可愛くて、その後の「幸福は二人で　育てるもので　どちらかが苦労して　つくろうものではないはず」が一番好きなくだりです。「案山子」もいい歌ですね。故郷から離れて暮らしている人にはサビの「元気でいるか　街には慣れたか　友だち出来たか　寂びしかないか　お金はあるか　今度いつ帰る」は聞き覚えのあるフレーズなんじゃないかと思います。うううどれも本当にいい歌だ。しんみりさも、ふふふと笑う所も噛み締めながら通勤時間も聴きたいと思います。

もう一つ、番組内で知ったのですが、2006年まで毎年8月6日に長崎市で「夏・長崎から」というさだ氏主催の無料野外ライブが行われていたそうです。同じ長崎県に住んでいたのに全然知らなかった(号泣)。市内からは車で2、3時間かかるけどさ・・・私がもう少し早くさだまさし氏の魅力に気付いていたらば飛んで行っていたのに・・・いつもそう、気付くのが遅いのです。一度は行きたいライブリストにさだまさしを追加。必ず行くぞ！さだ友大募集！！
 
そうそう、それでさだ氏の詩を聴いていたら、綾小路きみまろが「金スマ」で言ってた「笑いとは『愛・真実・教え』である」という言葉がさだ氏の作品にも精通している気がしたのです。笑いだけでなくもっと広く、他の事にも通じているような気がしてきたのです。今日は綾小路きみまろの文庫「失敗は、顔だけで十分です」と「有効期限の過ぎた亭主　賞味期限の切れた女房」も借りてきました。去年はマンガと映画と観劇ばっかりだったので、今年は活字も吸収したい！小説も読もう！きみまろは一ページ開いただけで笑ってしまうのでバイト中は我慢しよう・・・。

今月の占いを信じてゆるめのウェーブヘアにしたのですが、佐藤健みたいにして下さいって言ってしくった人みたいになった、なあ。もっと短くしてもらおうかと思ってたけどこれもまた気に入っています。次回は明るめカラーにしようっと！

2/22
ポロッポの卒業制作展を観に行きました。皆さん素晴らしい作品ばかりで、自分がこの年齢の頃作った作品なんて比べ物にならないなあと驚きの連続でした。研究分野が広いので、様々な作品が見れましたがやっぱり興味深かったのは「漫画」と「アニメ」の作品でした。どうしてもギャグ漫画びいきしてしまって、じっくり読んだのはギャグ漫画と四コマ漫画の作品でした。読んでいて、絵の未熟さなんかどうにでもこれから上達するからいいんだ、それよりもやっぱりストーリーだよなあと思ったんですが、しかしその前に、手に取ろうと思うのにはまずは絵から出る雰囲気だったり好みだったりするのかなあーと思うと絵も疎かにできないのかなあーとぐるぐる考え込んでしまいました。要はバランス！どちらも良ければ良いに越した事はないんだろうなあ。なあああ。

そんで一番感動したのはアニメの作品だったんですが、声なしで音楽と淡い色彩のシンプルな線の絵で、女の子３人の友情を描いたショートで、ベタではあるけどもいい！と言い切れる潔さがありましたね。一人で観てたらきっと泣いてたよ。そんでポロッポの方なんですが、最初から最後まで案内してくれてありがとうついでに本人の作品酷評してしまいました(鬼)。あんまり文字の大きさ配置が酷かったんで。全ては作業をずっと家でやってたせいですね！学校でやれっての！何の為に先生がいるんだっての！絵だけ先に描いて後で文字入れるからバランスが悪いんだ、最初にエスキースしろ！PC上で考えるな！って、自分が先生に言われてた事を偉そうに言いました。エスキースしても未だにレイアウトに自信が持てない私ですがそれは置いといて！いい作品展でした。